造園屋西山の日記

造園工事

<深草洗い出し>

庭の「園路」「アプローチ」「犬走り」「延段」などを作る工法のひとつです。

材料には、「京都深草砂利」「白セメント」「普通セメント」の3つ。

これに水を加えてモルタルを練るように数分コネコネと。。。

 

最初に言っておきますが…

今回の工事は、京都の庭屋さんのお手伝いにて。。。
(画像の方が京都の庭屋さんです!)

 

今回はこの工法を用いたのは玄関のポーチ。

 

手順その1

このようなプラスティックの箱(トロ箱)に先ほどの材料

「京都深草砂利」と「白セメント」と「普通セメント」を決められた配合と

水で練っていきます。

 

手順その2

練り終えると、すぐさま玄関ポーチまで運び

早速、均一に塗り始めますが

ただ気をつけないといけないのが、降雨やホースなどの

水がすんなり流れるように、若干の勾配はつけておきましょう。

 

手順その3

均一に均せて、少し材料がしまったら

ポーチのアクセントに二センチ程度の砂利を散りばめて

あとは、鏝など抑え込んでいきます。

 

手順その4(最終)

最後の仕上げは、この洗い出しの材料がそこそこ硬化してきたと同時に

水を流しながらブラシのようなものでゴシゴシ。。。

きれいに洗い流して。。。

 

ようやく完了です。

 

この工法は、低コストな割におもむきと風情を十二分に感じさせてくれます!

 

工事が真冬だったので、霜が降りて材料が凍結しないように

ビニールシートで養生したのち、硬化するのを一晩待ってから洗い流しました。

 

 

 

 

 

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